おりこう猫

審計新村から歩いて5分位、
黄家胡椒餅です。



2時オープンまであと少し。
忙しそうでした。
並んでいる人に教えてもらい先に注文を済ませます。



電話注文の人たちが次々にバイクでやってきます。
どの人もビニールの手提げ袋いっぱいに胡椒餅を買っていました。



原味(猪肉＋葱)　40元
起司(猪肉＋起司)　40元

原味は胡椒の爽やかな辛味。
チーズは辛いのが苦手な人に丁度いい。



黄家胡椒餅すぐ傍の緑光計画です。
かつての水道局官舎をリノベーションしています。

台虎精醸啜飲室というクラフトビールのお店だけが賑わっていました。
建物2階に上がってみた。



ひと気がありません。



広々としたスペース。
誰もいないのは奇妙だけれど静かで落ち着く。



水道局官舎、もとは平屋で2階のテラススペースは屋根だった。



少し朽ちている感じと植物が多いのが緑光計画の魅力。



60年位前の壁やタイルを活かして補強もしています。
絶妙な廃れ具合。



ジュエリーショップや傘の専門店などがあります。
印花楽で雑貨を買いました。



官舎は棟が続いた長屋だったのが
足元のタイルでわかる。



当時、暮らしていた人を想像してみる。



嘉義のマジョリカタイル博物館に行ってから
タイルが気になり始めた。



窓枠と植物。



2階から向かいの家の窓枠を眺めた。



次に楽しみにしていた勤美術館に向かいました。
今までの静けさが嘘だったみたいに歩道は人でいっぱいです。
途中、春水堂公益店で休憩しようと思ったけれど混雑していたので諦めた。
春水堂の目の前、台中草悟広場も沢山の人で賑やかだった。
勤美術館だけれど、美術館は無かった。
改装して2023年以降に一般公開する予定らしい。
がっくりして、遊歩道でしばらく休憩しバスでホテルまで戻りました。

昨日買ったライチを食べました。
とても甘かった。
暑い時期でないと食べられないのが恨めしい。



少し休んでバスで台湾大道中華路口まで行きました。
降りるとすぐに中華路夜市の屋台が
道路わきに立ち並んでます。

バス停から歩いて10分位の時光というカフェ。



ちょっとした路地に入るとこんな感じのカフェが建っていて嬉しい。



雨に打たれ日差しにやられ
ガビガビしているけど
過ごしやすい日にはここで
お茶をするのかな。



店の入口までのアプローチには
生き生きした植物。



時間は17時30分くらい。
食べものは売り切れていました。
2階に上がります。



1人客が2名。
2階は広々しています。



たまたまなんだろうけど
昨日の三時茶房といい
空いていて嬉しい。



静かなのも嬉しい。
時光は19時に閉店。
台湾は店仕舞いの早いカフェが多いかもしれない。
嘉義のカフェもそれで行きそびれた。



蜜桃鳳梨茶　150元



時光奶茶　130元



窓も素敵。
来て良かった。



時光2階、トイレのタイル。



夜ご飯は昨夜も食べた阿水師老店の香腸炒飯と
鹽酥雞をお持ち帰りにした。
鹽酥雞のインゲン、カリフラワー、椎茸、ヤングコーンが美味しかった。



3日目の朝。
第2市場はまだ薄暗い。



阿娥古早味



お店の中に入ってバットに入った総菜から好きなものを選びます。



清粥小菜　130元
しらす、インゲン炒め、きくらげと胡瓜の酢の物。



ホテルに戻ると入口にくわえ煙草の
宿泊客がいました。
赤い髪と黄緑の服と真っ白な
インヒールスニーカーが素敵すぎた。
お友達も赤髪で上下真っ白い出で立ち。
赤髪が素敵なので見とれた。



高鐵台中駅の呉寶春麥方店。
酒釀桂圓麵包ロンガンのパンだけが置いてあったけどたまたまなのか。
荔枝玫瑰麵包ライチのパンが無かったのは残念。

他にもレモンケーキや鹿港の玉珍齋のお菓子もありました。



改札内側には旧振南餅店 があります。
美味しいお土産は高鐵台中駅で買えるから便利。

タイガーエアの羽田発早朝便はなかなか良かった。
朝８時に桃園着だものな。
満足の２泊３日でした。

2日目の朝。



皇家季節酒店14階のトイレ、
洗面スペースの大きな窓からの眺め。



バスに乗って朝ごはんを食べに行きます。
第二市場の山河魯肉飯です。



朝6時少し過ぎ。
300番台バスはたくさん走っていたので
すぐに乗れました。



三層魯肉飯　55元×2
麻薏湯　35元
地瓜菜　20元

三層魯肉飯は甘みが控えめな味。
お肉の柔らかさを想像していたら
意外にしっかりした歯ごたえでした。

麻薏湯は夏季限定のスープ。
モロヘイヤスープのような
トロミで少しだけ苦みがありました。
黄色いのは南瓜。
白いのはシラスです。



空いているのでのんびり食べます。



バスでホテルまで戻り周りを散歩してみた。
朝ご飯の店や小さなスーパーがありました。

9時過ぎ、タクシーで国立台湾美術館に行きました。
入場無料です。
素晴らしい。



美術館のマスコットキャラクター。
ミュージアムショップでキャラクターグッズを
売っていました。



美術館は写真、油絵、水彩、彫刻、篆刻などが
広々したスペースに展示されているので
見ていてストレスなく楽しめます。
何より涼しくて最高です。

　

美術館を出た。

今回は台中の西区、土庫里というエリアを
効率よく歩けるようにGoogleの
マイマップにピンを立てました。

　

ところがうまくいかない。
開店時間が10時だったり13時だったり15時だったりする。

　

土庫里エリアを上下に分けて
下から上に歩いて行くことにしました。
今の時間だと行きたい店で開いているのはこれから行くお店だけ。
残念だなあ、と思いながら歩く。
色んな窓枠を見ながら歩いた。



お店は住宅街に馴染んで建っていました。



果食男子(くだものだんし)
10時から開いています。

店内、小さいテーブルが3つ。

先客は男子が2人。
店の中に柴犬と長毛の猫がいました。
柴犬は男子の膝の上でされるがままの状態です。



日本人というのがわかると
iPadでかき冰の画像を見ながら
メニューの説明をしてくれました。

犬好きの先客がお店を出るとすぐに次のお客が入ってきました。
犬と猫は別室に退出します。

夏日芒果緑茶　160元
かき冰の中にもマンゴーが入っています。



熱帶水果組曲　180元
パッションフルーツソース。
冰のてっぺんにマンゴー、中にはパイナップル。



店内は真っ白。シンプルで気持ちいい。
日本語の曲がボリューム控えめに流れています。

隣の席の静かなカメラ男子4人組が
店を出たり入ったり真剣に
かき氷の撮影をしています。
どうにもならないくらいに氷がドロ～ッとしたので
撮影を観念したのか食べ始めました。



お店から外に出て「そう言えばここは台湾だった。」と気が付いた。
素敵な店でした。

時間は1時過ぎ。
忠信市場に向かいます。
美術館の後に寄ってみたんだけれど
どこも開いていなかったので再訪です。

市場の外観はいたって普通で目を引かない。
中に入ってみる。



1960年代に建てられた忠信市場。
50年の間に市場としての活気が廃れ
廃墟然としていたところにカフェや
ギャラリーなどが入っています。

市場の外側のお店は開いてるんだけど
中はまだひっそりしている。



室外機は見ていて飽きない。



奉咖啡だけが営業していました。
あと数十分待っていれば開きそうなカフェが一軒だけあった。



デッドスペースにはS字フック。



みんなが写真を撮っていそうな意味ありげな腕。



市場の中を電動車椅子が10台くらい連なって走り抜けていった。
抜け道なんだろうか。



カメラを持つ人も少しだけいた。



この奥はトイレ。



土曜日。もうすぐ2時。
賑わって欲しいけどこのままでもいいような。



市場の天井を見上げた。



少し歩いて1960年代に建てられた公務員宿舎を
リノベーションした審計新村に着きました。
2年前は行った時間が遅く暗くてよくわからなかった。



外のテントではお菓子や飲み物、
雑貨などが売られています。
暑いので建物の中の飲食店が賑わっていました。



1階の建物は飲食店や雑貨店、
洒落た感じのbarber shopなど。
飲食店が多かったかな。
文房具のお店も。
建物が良いだけにもったいない感じもするけど
客層が若いので手頃でいいのかもしれない。



前回見たときは2階建ての2階部分には
何かしらのお店がはいっていたようだけど
今は殆どが空き部屋になっていました。
開催もしているのかもしれないけれど
趣向を凝らした企画展などあったらいいなと思った。

丁度お昼くらいに台中駅に着きました。

台中駅から300番のバスに乗り
バス停茄苳脚そばのホテルに荷物を預けまたバスに乗ります。



第二市場に着きました。



市場の外側にあるこのお店に行きたかった。



小庭找茶というお店です。



小さくて可愛らしいお店。



凸餅冰淇淋　55元

椪餅(ポンピン)という丸くて
中が空洞のお菓子。
底部分には黒糖かな？たっぷり塗られています。
その椪餅を器にした
バニラアイスとタピオカが入ったスイーツです。

椪餅。意外と食べ応えがありました。

　

第二市場は1917年に作られた市場。
中央にある六角楼を中心に三つの棟が
放射状に伸びています。
六角楼、開放時間が午前中のみなので入れませんでした。

そして市場の中心にあるタイルが貼られている六角形の柱。



タイル貼りの柱の傍には六角珈琲。



六角形柱のタイル。



第二市場の果物屋でライチを買って
食べたかった猫の顔型どら焼き屋を探したけれど廃業していた。
じゃあ、三時茶房に行こうかと
歩いたけれど店が見つからない。
何故かGoogleマップのピンを
全然関係ない場所に立てていた。
調べなおしてやっと着いた三時茶房！



混んでいるだろうなと入ってみたら
シン…としている。
お客は私たちだけのようです。

原味杏仁茶　75元
とろみがありました。
ざらつきが全く無くてなめらか。



杏仁豆腐冰　75元
あっさりした甘さで飲むように食べました。
暑かったからなおさら美味しい。



店の外側も店内も緑色。
長居したくなるようなお店です。



三時茶房、床材のタイル。



バスで台中駅まで行き宮原眼科で
お菓子を買ってまたバスに乗りホテルへ。

皇家季節酒店(台中館)。
バス停茄苳脚から見たところです。

ホテルは台湾大道沿いに建っているので
バスの本数も多くて便利。
300番台のバスの殆どが5～10分間隔で
やって来て第二市場や台中駅に行ってくれます。



4時過ぎにチェックイン。
日本語を話すホテルスタッフもいました。



天井が昭和モダンな雰囲気で素敵です。



窓のカーテンを開けると
台湾大道を見下ろせました。
窓は安全の為に少ししか開きません。



机の横にあるキャビネットの中に冷蔵庫が入っていました。
隙間が無くて放熱できないのか飲み物や果物が全く冷えなかった。

　

シャワースペースに無理やり入っていたバスタブ。



2時間くらい昼寝をしてから
タクシーで郭冰に行きました



夢幻粉粿冰という色鮮やかな
ゼリーのスイーツが食べたかったけれど
もう売り切れていた。うーん。
昼寝したからなあ。



五種冰　55元
弾力がそれぞれ違っていて楽しめた。



郭冰を出て市民廣場方向に歩き
キラキラした街並みを見ながら
台湾大道へ出てバスに乗りました。
台湾大道中華路口で降りると
中華路の道沿いに屋台が連なっています。
中華路夜市です。

阿水師老店でご飯を食べました。



香腸炒飯　70元
台湾で初めて炒飯を食べました。
美味しかった！　



蝦仁麺(湯)　70元
炒飯の美味しさのせいで印象が無いけれど
充分に美味しかった筈。



炒蛤仔　100元
美味しい。
火の入り方がこの上なく巧み。
あまりに柔らかくてちょっとだけ
大丈夫か不安になった。

バスでホテルに戻る。
茶葉蛋が食べたくて歩いて
セブンイレブンに行きました。
信号待ちの時間もあって6分はかかる。
遠い、、、

明日は第二市場で朝ごはんを食べよう。

6月21(金)～23(日)　彰化、台中、二泊三日の忘備録です。

羽田を 05：25　桃園着 08：00

入国審査、SIMカード購入、両替が待ち時間なく順調に済んで
高鉄桃園駅から台湾新幹線で09：10の台中行きに乗車しました。



台中駅着が9：46
新烏日駅を9：58　彰化駅着 10：20

新烏日駅のコンビニでジュースを買って区間車に乗りました。
新幹線は満席で立っていたけど区間車は空いていて車内でゆったりできた。



彰化に着いて阿璋肉圓までまっしぐらに歩く。
暑い上に何だこの湿度。
と思っているうちにお店に着きました。



時間がまだ早いのか混雑は無く注文がスムーズ。



肉圓　45元
龍骨髄　40元

肉圓は甘じょっぱい味。
外側はかなりの弾力でプニプニッとしてフォークで切り分けずらい。
外側と中の具材を均等にして食べるのが難しかった。
豚の骨髄スープはあっさりして美味しい。



阿璋肉圓のすぐ近くにある店　猫鼠麺。



字面がいい。
書体もいい。
これは食べなきゃ。食べたいって思いました。



猫鼠三寳麺　60元
豬脚(小盤)　70元
滷蛋(鴨蛋)　15元

猫鼠三寳麺はあっさりとしてかすかに甘みのあるスープ。
初めて食べた豬脚は見た目ほど味付けは濃くないしこってりもしていなくて美味しかった。



猫鼠麺も空いていていました。
まだ11時くらいだものな。
この後、阿三肉圓に行くつもりだったけれど暑いのであきらめました。



素敵なカフェもあるようだし機会があればまた彰化に行きたい。
自強号で彰化駅を11：29　台中駅着11：43

5日目です。



7時ちょっと過ぎの興隆居。
ホテルから真っすぐ。5分程度で着きます。



10元から40元のラインナップ。



行列のない日でした。
こんな日もあるのだな。



「しょっぱいの」や「熱いの」「冷たいの」とか聞いてくれる。



湯包　18元
滷豆漿　25元
火腿蛋　15元

滷豆漿。この味はここでしか食べられない。
食事感のあるスープです。



ホテルで2回目の朝ごはん。
グアバがパイナップルに変わっただけで他は同じメニューだったかな。



朝ごはんを食べている間に地階にあるコインランドリーで洗濯・乾燥を済ませました。
洗濯と乾燥は各３０元。
洗剤は無料でした。



美味しいと評判のパン屋さん、呉寶春麥方店です。



平日だからか空いています。
店内の写真撮影大丈夫ですよ。とお店の方は言っていました。



広くて明るい店内。
どれも美味しそうです。



荔枝玫瑰麵包（ライチとバラのパン）　３６０元
乾燥ライチを初めて食べました。
パンを噛むとライチの香りが広がって新鮮。
気に入りました。



酒釀桂圓麵包（ロンガンとワインのパン）　３６０元
香ばしいようなクセのある香りがしました。
ロンガンも好物だけどロンガンを感じなかったな。

２種類のパンは冷凍しておいたのを少しずつトーストして食べました。
表面はカリッと中はモチっとして美味しい。



呉寶春麥方店から歩いて数分、良面館の涼麺を食べに来ました。



店の中ではお母さんがひたすら細く細く鶏肉を割いていました。



ひっきりなしに持ち帰りのお客さんがやって来ます。



涼麺専門のお店。



総合涼麺(大)　８５元
四季豆　２５元
三味蛋　３０元

ナッツを乗せた涼麺です。
ポソポソした麺とナッツが合ってるんだと思った。

帰りは呉寶春麥方店まで戻ります。
呉寶春麥方店の前の道路を横断して、
バス停市政大樓(四維三路)から
90番のバスに乗り新光三越前まで行きました。
最寄り駅はMRT三多商圏です。



デザートを食べに芒果好忙へ。



芒果雪冰　130元
素晴らしいね。
美味しい。



夕方、六合夜市から自強夜市までのバスに乗る。
果物を売っている店がいくつかあった。



マンゴー美味しそうだな。



カットされたマンゴーと
旬の色には足りない見た目のライチを買う。

美味しそうな果物がいっぱいあるのになあ。



老牌白糖粿。6番目に並んだ。



揚げてるのに油っこく思わせない。
ピーナツの粉をまぶしたのを食べました。
満足感があるし美味しい。15元でした。
でもシンプルに白砂糖だけのが食べてみたいな。
鹿港の素朴すぎる移動販売の10元白糖粿をもう一度食べたい。



好きなお店、名家手工潮州餛飩面。

餛飩湯麺　60元
紅油抄手　30元
小巻　100元

このお店のワンタンが好きです。
シンプルなイカなのにワンタンをしのぐほど美味しく感じた。



最後は六合夜市。
台湾最後の夜はピーナツとタピオカの豆花を食べました。



ライチ　150元
熟れてない～。



マンゴー　80元



6日目の朝、4時に起きました。
高雄空港で芋頭酥を買う。
子どもの好物。



サイズが小ぶりで食べやすい。
儚い外側の生地と中の求肥のようなものと
タロイモ餡との組み合わせがとて良い。



5日後に台中に行きます。
天気が心配。